テラセル擁壁工法
概要記述
製品の詳細
テラセル展開イメ-ジ:
標準断面図:
特長:
(1)高い耐候性・耐薬品性
テラセルの原材料は高密度ポリエチレンを使用し、表面のシートには厚さ1.5mmのシートにテクスチャー加工(0.2mm)を施しているため、十分な耐候性を持っています。また、耐薬品性にも優れており、酸性土・アルカリ性土などのあらゆる土壌に適応します。
(2)軽量でコンパクト
テラセル擁壁工法に使用するテラセルは約4kg/枚と軽量なため、容易に運搬が出来ます。また、コンパクトな状態で収納されるため、材料の保管に広いスペースを必要としません。
(3)簡単で素早い施工性
使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰り返し作業のため、施工期間の短縮が可能です。そのため、狭小な現場や災害復旧に能力を発揮します。また、コンクリートを使用しないため、養生期間が不要で工期短縮が可能です。
(4)様々な中詰材の使用が可能
テラセルはハニカム構造のため、中詰材を拘束することで現地発生土や砕石等の様々な中詰材を状況に応じて使用できます。
(5)現地に応じた高い適応力と柔軟性
壁面勾配1:0.1~1.0で壁高8mまでの高さに対応可能で、現地の状況に合わせた曲線部の施工や勾配の変化も容易に対応できます。また、フレキシブルな材料のため、基礎コンクリートが不要で、ある程度の地盤の不等沈下にも追従できます。
(6)緑化が可能
植生可能な中詰材を使用することで、セットバックした部分への植生工や在来種の飛来による緑化ができます。
施工手顺:
(1)テラセルの展開
補助枠にテラセルを規定の大きさで展開します。
(2)基礎地盤の整地とテラセルの設置
展開したテラセルを所定の勾配に設置します。ア-ル施工、折れ施工はコ-ナ一部用の補助枠を使用し、設置します。
(3)テラセルの接続
テラセル 同士は接続ビスとセルロックでジョイントします。
(4)土の撒出しと転圧
中詰材を撒出し転圧をおこないます。
(5)吸出し防止材の設置
砕石層と発生士のセパレ-ションとして、もしくは排水材として、不機布を設置します。
(6)補助鉄筋の打設
上下の一体化を高めるため、6段(90cm)ごとに2本/mの铁筋D19(L=1.0m)の铁筋を打設します。
(7)クラック抑制材の設置
長機維不織布トレップ TT-3S を設置します。
(8)ジオセルバッグ (土のう) の設置
天端保護のためジオセルバッグを樹脂アンカ-ビンで固定し、完成です。
施工事例:
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